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社員インタビュー
INTERVIEW
インテリアコーディネーターチーム
グループリーダー
京都が好きで外国語を活かすため
ホテル業界を選んだ私に浮かんだある想い
京都が好きで外国語を活かすため
ホテル業界を選んだ私に浮かんだある想い
幼稚園からピアノを習い始め中学校で吹奏楽部でフルートを演奏するようになりました。美術にも興味があって美大も考えましたが進学は外国語大学に進みました。そして部活でアコースティックギターとウッドベースを演奏してましたね。就職は京都が好きで外国語を活かしたいのでリーマンショックで厳しい中やっとホテルから内定をもらいました。そして内定者研修に参加した時、ふと心の中にある思いが浮かんだのです。
「別にこの仕事は私がしなくてもいいのでは?」それを両親に相談したところ「そんなこと言い出すのではないかと思ってた。こんな建築の学校があるけど、行ってみたら?」と打診されました。
なぜか、建築が特に好きというわけでもなかったのに二つ返事で「行く!」と決めたのです。
大河内工務店に入社したきっかけや動機を教えて下さい。
本社の外観をみて「工務店らしくなくておしゃれだな」と感じました。
「一人決まっているから期待しないでね。」と言われましたが、なぜか、入社できました(笑)
学校で建築は学んでいましたが、実際に住んでいる家を見学するのは初めてでダイナミックだと感じてさらに興味を持ちました。
入社してから現在までどんなお仕事を担当されていますか?
現場監督を経験した後、インテリアコーディネーターです。現在はグループリーダーをやっています。
最近、印象に残っている仕事は何ですか?
大河内工務店が2022年に観音寺にオープンした住宅展示場のトータルコーディネートです。自社の建物という事もありやりたい内容を提案させてもらいました。
「上質に暮らす平屋」というコンセプトにあわせて今回外壁に初めてブラウンを採用しています。そして「いつか使ってみたい」と考えていた世界3大銘木でワシントン条約でも保護指定されている「リングア(別名イエローカリン)」を使用しています。このために国内にあるリゾート施設やヴィラを調べてテイストや仕様、コンセプトを調べました。今回、外構に水盤を使っているのですが、最初は「ほんとにやっていいんですか?」と社長に確認したぐらい表現したいことを自由にやらせてもらった感じです。任せてもらえる環境には感謝していますし大河内工務店の良さだと思います。
インテリアコーディネーターはお客様の要望を叶えながらセンス良くするのが難しいと思いますが
どんな基準をお持ちですか?
時間が経った時にお客様が後悔しないようにそのリスクは伝えるようにしています。例えば、「1階のリビングのクロスにキャラクターデザインを使う」とか。最初は遊んでみたくなるのも無理もないのですが暮らし始めたら不必要に感じる瞬間が来るかも知れないのです。それが事前にわかる場合は言うようにしています。それには「説明して納得してもらうスキル」が必要です。説得ではなく相手に選んでもらうための材料を提示して選択してもらうことが大切だと思います。
インテリアコーディネーターには完璧もないし終わりもないですよね?
どんな工夫をされていますか?
毎回、一つでもよいので新しいことにチャレンジしています。新しい材料でもいいし新しい色でもいいし、いつもチャンスがあれば「変わったこと」をやろうとしています。
音楽や海外が好きだったことは今の建築の仕事に影響していますか?あるとしたらどんな点ですか?
好きなものが建築の仕事に影響したというより、この仕事をするようになって、海外旅行に行った際は有名建築や街並みを見るのが癖になりました。
日本にはない文化から生まれたデザインもたくさんありますが、日本が海外の建築家に影響を与えていることも多いので、それを見て逆輸入のような刺激を受けて、そのインスピレーションを蓄えていきたいです。音楽は建築にはそこまで影響はしていないです。
これからどんなことをやりたいですか?
非住宅もやってみたいし先日の展示場をきっかけに外構工事を極めてみたいと思っています。
大河内工務店の良さは何だと思いますか?
「こんなのやってみたい」というのを持つ人に対してやらせてくれるところだと思います。だから自分の意志がある人にはよい環境だと感じますね。
オフタイムの過ごし方を教えて下さい。
旅行、瀬戸内国際芸術祭に行くこと、友人の子供と遊ぶことです。