人を知る People

執行役員
木浦 亮太
Ryota Kiura

目標はルフィーのようなリーダーになること
有言実行でメンバーを支える32歳の執行役員

子供の頃から学生時代はどのように過ごされましたか?

小2の時、入場行進に人数が足りないという理由でスポ少に参加したのが野球との出会いの始まりです。それから野球にのめりこみイチローや松井秀喜の本を読んでどんどん興味が湧きました。高校でも野球をやり県内ベスト4まで行き、学校も野球も結構真面目にやりましたね。

その体験は今の仕事や生活にどんな影響を与えていますか?

「大切なことは野球から学んだ」ではありませんが、厳しい監督だったので「挨拶」から始まり「感謝の気持ちを伝える」「主体的に行動する」というのは徹底的に叩き込まれました。
だから今では当たり前にやっていることの基本は高校時代に教えてもらったような気がします。

建築・住宅業界に興味をもったきっかけは?

祖父が大工でした。しかも棟梁でいろんな職人さんを束ねながら仕事をする腕の良さだったみたいで子供の頃も気づいたら作業現場の倉庫で遊んでいたのを覚えています。大工道具や職人さんに囲まれて大きくなったので建築の道を目指すのが普通だったのかも知れません。それで高校卒業後、建築の専門学校(修成建設専門学校)に進学することに決めました。

大河内工務店に入社したきっかけや動機を教えてください。

まず、地元に帰りたいと思って祖父に相談しました。そして最初に訪れた建材商社さんから紹介されたのが大河内工務店です。当時は今のような会社説明会とかなくて社長以下が全員で面接してもらったような感じです。「いい人そうだな」というのが印象です。

入社してから現在までどんなお仕事を担当されていますか?

最初は現場監督です。職人さんや先輩について建築材料の知識や発注方法、施工のやり方など大河内工務店には経験豊富な大工さんが多いので教えてもらいながら現場を積み重ねていきました。そのあと、設計へ。大河内工務店の設計は問い合わせがあったお客様からの対応から契約までを含めた営業設計です。そしてリーダー、グループリーダー、現在は本社の運営を統括する店長という役割を担当しています。

入社から数年までで辛かったエピソードを教えてください。

現場監督の駆け出しの頃、失敗することも多くて「怒られるのが普通」のような日々でした。ある日、堪り兼ねた大工さんさんから「明日はもう来なくていい、もう電話してくるな!」と言われました。しかし、野球部の時、「うまくいかなかった時、言い訳したり誰かのせいにするのが一番ダメ」「素直でいること」と教えられていたのでめげることはありません。翌朝も元気な声で現場に出かけていきます。その大工さんは一番可愛がってくれて今でも声をかけてくれます。

設計と現場監督を両方経験されていますがどのように活かされていると感じますか?

どうしても設計だとお客様よりの視点になってしまうし現場管理だと工務より(作る側)の視点になってしまいます。だから両方経験していると違う観点から対処ができると思いますね。ただ、「このプランが変更になったら現場には追加でこんな作業が必要だな」というのがリアルにわかるので微妙ですけどね(笑)

プレーヤーからリーダー、グループリーダー、現在は店長という役職を担われていますがどんなことを感じていますか?

設計のリーダーになった時、先輩を追い越してその役割につきました。だから多少やりづらさはありました。でもあるべき姿を達成するために現状が一致していない時は「誰かが言うべきことを言う」ことが大事です。その信念はメンバーの頃からあったので意外と違和感なく取り組めました。特に店長だからというわけではなく大切にしたいのは「人間力を高める」ことです。内容は基本的なもので「報告をきちんとする」「嘘をつかない」「いつも素直でいる」といったことです。組織全体でそうありたいと思っていますが継続するのは努力が必要だと考えています。

大河内工務店の良さは何だと思いますか?

話しやすい環境ですね。失敗したことが言い合えるし、新入社員でも意見が言える風土だと思います。一般的な組織だと理不尽なことで叱責されるとよく聞きますが大河内工務店ではない、と私たちは思っています。
若いメンバーも同じように感じてくれているといいですが(笑)

これからどんなことをやりたいですか?

同じ価値観を持って働けるリーダーを育てたいです。そのためには伸びるチャンスを与えてあげないといけません。この前もあるスタッフに対して「数値管理のようなことは得意じゃないだろうな」と考えていたことがあって少し時間をおいていたことがありました。でも任せてみると意外とできるのです。「あー、まずかったな」と感じました。「思い込みは一旦横に置いてチャンスを提供することが大事」だと学ばせてもらいましたね。

オフタイムの過ごし方を教えて下さい。

野球(週1回練習)、子供の習い事の送迎

エントリー
募集要項